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CBR250RRキャブOH

前に預かっていたCBRとは別に、またRRのキャブのOHの依頼が来ました。
もう10年落ちのバイクですが、まだまだCBRは人気です。
またこういうバイクを出してくれればいいのになぁ。
ニンジャ250をきっかけに、他メーカーも同じ路線を追従してくれればいいのですがー
たまに見るけど、実際それほど売れてないのかなぁ…


ファイル 151-1.jpg
エアクリはかなり綺麗でした。
だけど、バッフルプレートが入ってませんでした…
支障はありませんけど、あった方がよさげ。


ファイル 151-2.jpg
前回整備していたキャブと同様にインシュレーターのゴムが駄目になっていました。
CBRの弱点なのかな?
何気にそんなに高くない部品なので、4つとも新品に交換。
次にバラす時に口を切らないようにシリコングリスをたっぷり塗って組み付けました。


ファイル 151-3.jpg
キャブのパッキンには液ガスが大量に付着していたんで、一応バラしたことはあるっぽい。
前にも書いたけど、液ガスはジェットの詰まる原因になるので全部綺麗に剥がしてから、新品のパッキンに交換。
フロート室のパッキン単体では部品が出なくてキャブのパッキンセットになってしまいますけど、危なそうなパッキンは全部交換できるし、値段も安いのでお得感があります。

OH完了。
純正より2つ大きいメインジェットが入っていて濃い目だったので、純正の1つ大きい番数に変更。
かなり絶好調です。
キャブの刻印を見たら後期のVP20Bだったので、規制後のやつかぁ…と落胆したのですが、どうも調べてみたらVP20Bにも45馬力仕様と40馬力仕様があるようで、これは45馬力のフルパワーの物でした♪

エンジンの調子もよくなったので、後は前後タイヤ交換して各部グリスアップして終了です。

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