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ラージフランジ・リベット

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今修理で入ってるCBRのマフラーのリベットが壊れてるので、修理することになりました。
本体がカーボンのやつなのですが、一度前のオーナーが分解しているようで、テール側のリベットが普通に市販されているサイズのリベットに打ちかえられており、その影響でテールがグラグラになっていました。
なので、液ガス塗ってリベットを打ち直すことになったのですが、肝心のラージフランジのリベットがどこにも売っていませんでした…
結局ネットで探して2箇所だけ売っている所を発見。
しかし、1本単価30~40円と、かなり高かったです…
結構需要あると思うんですけど…
とりあえず必要なのは12本ですが、なんかで使うかもしれないので、30本買っておきました。


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あと、エアクリも見てみましたが、完全に終わっていました。
ホンダ純正は赤いのですが、真っ黒。
面影もありません。

しっかし、FZRと比べてエアクリの構造が凝っていて驚きました。
サイドのダクトがダミーだというのは知っていたのですが、それとは別にちゃんと三又下にダクトが伸びていました。
サイドのダクトが繋がればいいなぁと思いますが、ただ繋いだだけじゃ燃料吸わなくなるだろうしなぁ。
そもそもそんなに加圧できないだろうから変わらんかなぁ…
加圧までいかなくても、吸入の補助になるくらいならよさそうだけど…
ZXRはちゃんとキャブにも加圧してるらしいけど、どうやってるんだろ…
案外フロート室とエアクリボックスを繋いでいるだけだったりしないかなぁ。
それでいいならオーバーフロー逃がす用のホースそのまま使えばいいし、楽勝に出来そうだけど。

タイヤバランス取り

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修理に入っているCBRのタイヤのバランス取りを行いました。
得体の知れない2種類のウェイトが60gも付いていたのですが、しっかりとバランスを取ったら25gで済みました。
これで高速も安心♪


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スプロケも事前に買っておいたアファムの赤アルマイトの物に交換。
たまにやっている人のいるアファムのカラーオーダーで頼んだ物ですが、CBRでやったら全部込みで1万円くらいでした。
普通にゴールドの物を買っても7000円くらいするので、結構ありだと思います。
今はホイールも赤で色が栄えないのですが、オーナー曰くホイールはのちのち黒に塗り替える予定のようです。
とりあえずワックス掛けてピカピカにしておきました。

リアキャリパーは腐ってました。
時間がある時に直そうと思います。
あまりに錆びが酷くて駄目そうだったら、CBR900RRだかのリアキャリパーに使われているチタンピストンに変えるのも手かも。

モンキー

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ものすごい古いモンキーが修理に入りました。
調べてみたら1970年発売のZ50Zでした(笑
なんと38年落ち!
エンジンは焼きついてZ50Jの物が載っていましたが、その他はほぼオリジナルでとても状態がよかったです。
キャブとかバラバラの状態で来たので、とりあえず最低限の補記類つけて動かしてみることに。
配線の数も少ないし、キャブとかさえちゃんと組めば楽勝で動くだろうと思いきや、まったく掛からない…
エンジンは圧縮もよくて問題なさげ。
しかし、プラグを外して火が飛んでるか見てみたら飛んでませんでした…
よくよく部品の入っていた箱を見てみたらポイントの部品が入っていたので、ポイントが死んでいる可能性大。
今日は時間がなくてできなかったけど、コイル側に電気が来ているかテスターを当てればわかるはず。
どうも元持ち主はポイントが壊れたので部品だけ買ったけど、時間がなくなったか、めんどくさくなって放置した感じ。

あと謎なのが、エンジン側のコネクタが4ピンのうち4本使っているのに対して、フレーム側のコネクタは3本しか使っていないということ…
違う型式のエンジンが載っているからとはいえ、途中で配線が増えてるとは思えないんだけど…
しかも3本は色もあってるし…
いったい何の信号が増えたんだろう…

もう一つ謎なのが、キーシリンダーの配置。
キーの抜ける場所がオフなのは間違いないとして、その他に2箇所止まるようになってます。
中間をエンジンのオンにするとは思えないから、一番奥がオンだとして、中間の配置はいったい…
昔のバイクはたまにパーキングがあるけど、モンキーにそんなもん付けるかなぁ…
でも配線もそれなりの本数入ってるし、パーキングな気もする…
バッテリーがありゃすぐにわかるんだけど、死んでるのがネック。
もしかしたら12V化するかもしれないもんで、バッテリーを買えないのが痛い所です。

あー、それと驚いたのがアクセルワイヤーの取り回し。
なんとハンドルの中を通ってました(笑
グリップ部分の構造も独特で、ちょっと感動しちゃいました♪
これはこれでワイヤーを向きを変えなくて済む分ワイヤーの負担が少なくなるし、なによりプーリーがないのでハンドル周りがフラットでスマートです。
すごくいい構造だと思うんだけど、なんで無くなっちゃったんだろう。

発電機

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色々あって腐ったようなホンダの発電機を手に入れたので、のんびり暇つぶしにレストアしていこうと思います。
30年くらい前のやつで、4スト、300W発電できる模様です。
当初紐を引いてもクランクが固着してて動かなかったのですが、オルタネーターとエンジンを分離したらクランキングするようになりました。
オルタネーター側が錆びていたみたいです。
エンジンは昔ながらのサイドバルブで、圧縮も十分にありました。
ポイント点火なので、電装が死んでなければなんとか動きそうな予感。
かなり土とか付いてて錆だらけなので、エンジン本体もブラスト掛けてピカピカに組もうと思います。
発電機をレストアするのは初めてなので、かなり見たこともないような機構が使われていて楽しいです。

ニッカドバッテリー

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フォーゲルのバッテリーが死んでいたので、ニッカドバッテリーで作りました。
使ったのはラジコン用の7.2V2本です。
そのまま7.2Vで使っても問題ないみたいなんですが、サイズ的にも入らないので、セルを分解して組みなおしました。
オリジナルが6セルで7.2Vなので、1セル1.2Vです。
なので今回は5個で6Vにして、それを2セット並列にしました。
ニッカドの並列は本当は止めた方がいいんですが、2セットにしたら丁度元のバッテリーと同じサイズになったんで、これでいくことにしました。
実際に車体に載せてみましたが、何も問題なく使えました。
容量も増えてるんで、すごく電装が安定しました。